【沖縄】「アートと食とKOZAを楽しむ」と銘打ったCreator’s Room(クリエイターズルーム)フェスティバルが2月19、20の両日、沖縄市中央パークアベニューで開かれ、アートファンらでにぎわった。
同地域の10の空き店舗をホテルに改装、運営するファンファーレ・ジャパン社が、県内で活動するクリエイターに同ホテルを展示会場として提供するコラボ企画。昨年に続く2回目の開催でコロナ対策も行った。
フェスでは26組31人が絵画、写真、陶芸、木版画、民具、衣装、Tシャツ、グッズ、菓子類など、多彩に斬新で大胆なアイデアを凝らした作品群を展示即売した。
ホテルはバーやキャバレー、美容室などチャンプルー文化の名残を色濃く残して改装した。そこに作品群をマッチングした。オリジナルTシャツを購入した30代のカップルは「クリエイターが地道に頑張っている姿に感動した」と話した。
同社の神山繁取締役プロデューサーは「若いクリエイターの活動を後押しし、同時にコザ文化のユニークなホテルをより多くの人に知ってもらう機会にもなる」と街づくりへの相乗効果に期待した。
(岸本健通信員)