空自F35が那覇空港に初飛来 三沢所属の4機 騒音85.5デシベル記録


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那覇空港に飛来した航空自衛隊のF35Aステルス戦闘機=1日午後2時32分(大城直也撮影)

 航空自衛隊三沢基地(青森県)のF35Aステルス戦闘機4機が2月28日午後、機動展開訓練のために那覇空港に飛来した。3月1~3日に訓練し、4日に那覇空港を離れる予定。F35が那覇空港に飛来したのは初めて。空自那覇基地によると、米軍の参加はなく、空自単独の訓練。

 県によると、豊見城市与根の騒音測定局で、F35が飛来したとみられる2月28日午後3時14分に85・5デシベル、同16分に81・9デシベルが記録された。那覇基地の担当者は取材に「通常訓練と同様、周辺に配慮する。与える影響は変わらないと考えている」と述べた。

 那覇基地によると、三沢基地のF35が他の基地に飛行して行う展開訓練は2020年以降、小松基地(石川県)や築城基地(福岡県)で実施しており、今回で5回目。県には2月25日、訓練の知らせが入った。
 (明真南斗)