「辺野古、行方を注視」 名護市長、2期目施政方針


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2022年度の施政方針を述べる渡具知武豊市長=2日、名護市議会

 【名護】名護市の渡具知武豊市長は2日に開会した市議会3月定例会の冒頭で、2期目初となる2022年度の施政方針を示した。1月の市長選で掲げた公約の実現に向け「スピード感をもって取り組む」とした。

 米軍普天間飛行場の辺野古移設問題については、「国と県との法的争訟の行方を注視する」などと従来通りの考えを示すにとどめた。その上で「あらゆる機会を通じて基地被害の防止などを強く求めていく」と述べた。

 渡具知市長は22年度の取り組みとして新型コロナウイルスの対策室設置、保育士の確保に向けた取り組み、久辺3区のまちづくり計画の策定などを掲げた。