米軍、コロナ対策を緩和 ワクチン接種3回で移動制限を免除


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 在沖の米海兵隊や米空軍は3月1日から、新型コロナウイルス感染症の水際対策を日本政府の方針に合わせる形で緩和した。3回目のワクチン接種済みの米軍関係者は、日本入国後の移動制限を免除する。全員が出発時と日本到着時に検査を受ける。ワクチン2回接種者には7日間の行動制限が課されるが、制限解除の際に検査を受ける必要はなくなった。

 日本政府も、指定した国を除いては、3回目接種者に待機期間を免除することにしている。海兵隊はマスクの常時着用義務を無くし、基地内の屋外で他の人と距離を取れる場面ではマスクを外せることにした。

 一方、米国防総省は日本に発出している公衆衛生に関する緊急事態宣言を5月末まで延長し、感染対策を取るよう米軍関係者に呼び掛けた。
 (明真南斗)