琉球新報社 
【竹富】西大舛高旬前竹富町長の辞職に伴う町長選（4月12日告示、同17日投票）に、町教育委員会職員の前泊正人氏（44）が出馬の意向を固めた。4日、石垣市内で報道陣の取材に答えた。既に辞表を提出しており、7日付で受理される見通しという。
前泊氏は「現職町長の逮捕で町民に不安が広がっており、信頼回復に取り組みたい。左右の対立ではなく、町民との対話を通して行政の風通しを良くしたい」と話した。政党などの支援は受けないという。
前泊氏は1977年生まれ、石垣市出身。竹富町西表島にルーツを持つ。九州共立大卒業後、会社員などを経て2008年から町職員として勤務している。 （西銘研志郎）
