3日、シーランドの米須剛さんは孫の誕生日をおいしい魚で祝いたいと、那覇一文字にガラサーミーバイを狙って出掛けた。ガラサー釣りで有名なポイントは先客がいたので、初めてのポイントで午前7時から竿(さお)を出した。ウニを餌に仕掛けを落とすと、コツン、コツンとガラサーミーバイ特有のアタリがあり、すぐにオリジナルの石鯛(いしだい)竿がきれいに曲がり、1匹目が釣れた。その後も午前8時ごろまでは入れ食い状態で8匹が連発で釣れた。
海中で魚を生かしておくためのストリンガーと呼ばれる器具が足りなくなり、6匹目からは持参したクーラーボックスへ入れて対応した。下げ潮になったら魚の活性も落ちてきたが、針を小さくしたり、竿を手持ちにしたりと工夫し、納竿(のうかん)の午後1時までに47センチ、1.8キロを筆頭に13匹のガラサーミーバイを釣ることができた。孫の誕生日には、ガラサーミーバイの新鮮な刺し身やバター焼きが食卓を飾った。海惚(電話)090(8830)8658。
5日午後6時から6日午前10時の2日間、GFG沖縄親睦チヌ釣り大会が開催された。大会期間中に釣った25センチ以上のミナミクロダイやチンシラーの3匹までの総重量で競う大会で、主な結果は次の通り。
▽1位 知念栄作 3匹 2.1キロ
▽2位 石川直也 3匹 1.72キロ
▽3位 比屋根毅 3匹 1.37キロ
(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)