救急小型機の墜落、名護市長が哀悼の意「二度と事故がないよう」


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渡具知武豊氏

 【北部】NPO法人メッシュ・サポートは2020年9月から北部広域市町村圏事務組合(理事長・渡具知武豊名護市長)の北部地域救急・救助ヘリ「やんばるレスキューヘリ」の運航のため伊江村を拠点にしていた。

 メッシュサポートは18年まで名護市を拠点に救急ヘリを運用していたが、資金難により撤退。20年9月からは北部広域市町村事務組合が事業主体となってメッシュと委託契約を結び、北部振興事業の一環として2年ぶりに運航を再開していた。

 渡具知市長は「ご家族と関係者の方々に哀悼の意を表したい。メッシュのヘリ活用した救急・救助活動に、北部地域の安全・安心に大きく貢献してきた」とした上で、「本事業に影響のないことを願っている。二度と事故が起きることがないよう安全運航に向けて対策を講じてほしい」と述べた。

(松堂秀樹)