日本ハンドボールリーグ(JHL)男子の琉球コラソンは15日、黄慶泳(ファン・キョンヨン)監督が契約満了に伴い、退任すると発表した。黄氏は韓国出身の53歳。昨年就任し、初年度の今季は4勝15敗1分けで終え、11チーム中9位だった。
石田孝一GMは「来シーズンも共に進んでいきたいという思いだったが、合意には至らずという形になった」と説明した。次期監督は未定。
黄氏は「たくさんの勝利をプレゼントすることはできませんでしたが、日々過ごしてきた過程には後悔がなくチームの成長をとても誇りに思います。クラブの大きな発展と明るい未来を期待しています」とコメントした。「私の中には日本リーグの舞台で戦うコラソンの選手たちが一番輝いて一番大きく見えます。ありがとう」と述べ、チームや選手、スポンサーやファミリア、関係者に感謝の言葉を残した。
石田GMは「黄監督の指導の下、プロの在り方やマインド、チームの規律、妥協を許さない徹底した姿をチームに与えていただいき、感謝しかない」とコメントした。