北谷「雪まつり」へ準備着々 26日開催、北海道・倶知安から40トン


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 山城 祐樹
昨年の北谷町の「わくわく雪まつり」に向けて、北海道で行われた雪詰め作業 =2021年、倶知安町

 沖縄県北谷町で26日に開かれる「わくわく雪まつり」(琉球カンパニー主催)に向けた準備が進んでいる。北海道ニセコ地区の倶知安町では、まつりに利用する雪を運搬用のコンテナに詰める作業が19日に始まる。40トンを超える雪を集める予定だ。まつりを支援する本間松藏商店(倶知安町)の本間浩規社長は「北海道の夢や希望が詰まった雪で、子どもたちを笑顔に変えたい」と話した。

 まつりは、主催するIT企業の琉球カンパニー(北谷町、園田年男代表)が創立10年を記念して昨年に始め、今年で2回目。雪のすべり台や可動式の大型遊具を設置し、北海道の物産展も同時開催する。園田代表は「子どもたちのたくさんの笑顔が街の宝物になる」と話す。当初、雪まつりの会場は琉球カンパニー社の周辺で予定していたが、反響の大きさと北谷町役場からの協力があり、北谷町海業振興センターうみんちゅワーフに変更になった。

 開催費用を募るクラウドファンディングを継続している。募集は26日まで。支援は千円から可能で、返礼は当日の北海道物産展の食事券などがある。詳細は琉球新報のサイト「YUIMA」https://yuima-okinawa.jp/project/detail/937から。
 (久田尚志)