小6、慶良間で16キロのオーマチ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
6日、慶良間沖で16キロのオーマチを釣った金城漣太さん(若狭小学6年)

 若狭小学校6年の金城漣太さん。小さいころから父親が船長を務める遊漁船に乗り、手伝いをする働き者。釣りも大好きで、手伝いの合間に竿(さお)を出しては大物を釣り上げ、乗客からも一目置かれる。

 6日も父親の船に乗って慶良間沖でテンヤ釣り。この日は魚の活性が高く、ムルーやウムナガー、タマンやイヌバーなどが次々にヒットした。午後2時ごろになって、釣れた魚を横取りしていく大物が現れた。父親の指示でハリス20号の大物仕掛けに釣れたムルーを掛けて下ろしたら、ヒットした。竿が大きく曲がり5メートルほどラインが引き出された。その後は、重量感はあるが大きな抵抗もないまま5分ほどで海面に浮かせたのが、16キロの大型のオーマチだった。

 6日、知り合いから誘いを受けて那覇一文字にタマン釣りに出掛けた宮里隆さん。通称「真ん中」で午後2時から竿を出し、40センチ前後のタマンを釣り上げた。日が暮れてからは大きなアタリもないまま午前2時30分、島ダコを餌に遠投していた竿が大きく曲がった。

 急いで竿を取り、アワセを入れると20メートルほど走って、最初の走りが止まった。大物の強い引きに耐え、必死にリールを巻き魚を寄せる。途中再び抵抗し20メートルほど走られたが、数分後、海面に浮いたのは自己記録となる77.8センチ、6.16キロの特大タマンだった。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

15日、糸満沖のパワーテンヤで3.22キロと3.34キロアカジン他、ジセーミーバイやフエダイ、タマン、ウムナガー等を釣った左から本城沙織さん、仲地薫さん、新海一樹さん、優健さん(糸満前丸)
7日、宮古島荷川取漁港で、71センチ・4.7キロのタマンを釣った友利恵之さん

13日、与那原海岸で66.2センチ・4.31キロのタマンを釣った宮良佳樹さん(ShoreScratch)
14日、西崎漁港で42.5センチ・1.48キロを筆頭に4匹のガラサーミーバイを釣った宮城勝弘さん

11日、知念海岸で41.5センチ・1.65キロ他カーエーを数釣りした仲里秀和さん
10日、津堅島で39センチと36センチ他のアーガイと44センチ・1.26キロ、他38.1センチと39.3センチのトカジャーを釣った仲嶺崚真さん、仲宗根史人さん

7日、那覇一文字で77.8センチ・6.16キロのタマンを釣った宮里隆さん
11日、読谷海岸で53.0センチ・1.98キロと51.5センチ・1.97キロのタマンを釣った當真嗣朝さん

14日、那覇一文字で50センチ・1.91キロの尾長グレを釣った長浜泰作さん(左)と33センチの口太グレを釣った松田春樹さん
13日、国頭海岸で114センチ・29.15キロのアーラミーバイを釣った當山貴大さん