南城市の宮城市議に2度目の辞職勧告 市議会が決議


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南城市役所(資料写真)

 【南城】南城市議会(国吉昌実議長)は18日の3月定例会本会議で、宮城康博市議に対する議員辞職勧告決議案を賛成多数(賛成9、反対5、退席4)で可決した。決議は2度目。法的拘束力はない。宮城市議は「市民の負託に応えるために議員活動を続けたい」と辞職を否定した。

 宮城市議はフェイスブックの投稿で現市長の古謝景春氏の名誉を毀損(きそん)したとして、那覇地裁から損害賠償の支払いを命じられた。福岡高裁那覇支部も一審判決を支持し、控訴を棄却した。宮城市議は7日に最高裁へ上告した。