涼やかな琉舞で魅了 金城真次さんが4年半ぶり独演会 新報アートルネッサンス


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「作田」を踊る金城真次さん=21日、那覇市の琉球新報ホール

 琉球舞踊・玉城流扇寿会の教師、金城真次さんが21日、那覇市の琉球新報ホールで第2回金城真次の会「舞春興(まいしゅんきょう)」を開催した。

 4年半ぶりの独演会で、古典女踊3題と雑踊2題、初代玉城盛義創作「江佐節」の計6題と、古典音楽斉唱を披露した。「新報アートルネッサンス2022」の一環。

 幕開けの「作田」はサクラにボタン、流水の柄などをあしらった薄花色の紅型衣装で踊った。春の陽気の中、会場を訪れた観客に美しく涼やかな舞を届けた。「江佐節」では鮮やかな扇子さばきを披露した。
(藤村謙吾)
 
 ※30日付芸能面で詳報