ロビーに「やんばるの森」…オリエンタルホテル、名護に開業


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ロビーエリアに新設された「クラブラウンジ」。やんばるに自生する植物などに囲まれた空間(オリエンタルホテル沖縄リゾート&スパ提供)

 【名護】名護市喜瀬の「オリエンタルホテル沖縄リゾート&スパ」(荒木昌志総支配人)は19日にグランドオープンした。同ホテルを経営するホテルマネージメントジャパンの荒木潤一代表取締役は、地域と共に観光の発展などを目指す「共創(コ・クリエーション)」の戦略を掲げており、ロビーエリアがやんばるの森をイメージした空間に生まれ変わるなど各所に改装が施された。

 同ホテルは昨年10月に「オキナワマリオットリゾート&スパ」からブランドを変更した。屋外プールにはラウンジャーのある浅瀬エリアを新設、プールの周辺もビロウヤシなどの植栽もふんだんに配置した。ロビーエリアにはやんばるに自生する植物などに囲まれた「クラブラウンジ」を新設。県産のコーヒーなども楽しむことができる。

 オープン前の18日のセレモニーには県内経済界、地元関係者ら約200人が参加した。荒木社長は「地域と共に観光を発展させたい。少しでも名護の人に、あって良かったなと思われるホテルにしたい」などと抱負を述べた。

ナイトプールを楽しむことができる県内最大級のガーデンプール(オリエンタルホテル沖縄リゾート&スパ提供)