第11管区海上保安本部石垣航空基地は23日、同基地所属の固定翼機JA862Aのガラス製の部品が飛行中に破損し、その一部約75グラムが落下したと発表した。破損したのは、航空機が地上を走行する際に前方を照らすライトの直径約12センチのカバー。そのほかカバーの内側にあるライトの発光する部品も破損していたという。
同航空基地によると同日午前11時ごろ、同機は操縦訓練のため新石垣空港を出発した。同機は主に海上を飛んでいたが、宮古島市と石垣市、竹富町上空も飛行したという。午後1時40分ごろに同空港に着陸した。飛行後の点検で部品が破損していることに気付いていたという。
同航空基地によると、落下した部品は発見されておらず、23日現在、落下による被害の報告はないという。