2月観光客17万9100人 県発表、前年比50%増


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 県文化観光スポーツ部は25日、2月の入域観光客数が前年同月比50・8%(6万300人)増の17万9100人だったと発表した。新型コロナウイルス禍前の2019年2月比では69・7%(41万1800人)減だった。外国人客は1年11カ月連続でゼロだった。

 県は21年度(21年4月~22年3月)の入域観光客数は320万~330万人程度と予測した。

 航空会社の運航計画に対する減便率は、2月は39・8%だった。3月は卒業旅行の需要などが高まっていることから、減便率は14・5%に縮小している。

 19年2月と比べた航空予約率は11日時点で92%まで伸びている。4月の減便率は3・6%とさらに縮小し、需要は回復傾向となっている。

 4~6月の県外からの修学旅行は588校で8万4304人の予約が入っている。数値は2月8日時点で、県内の修学旅行を取り扱う15社に調査し、10社から回答を得た。まん延防止等重点措置は全国で解除されたものの、4月以降もキャンセルや方面変更が発生しているという。

(中村優希)