琉球新報社 
【恩納】職業についてプロの話を聞き、実演する「お仕事体験in山田小学校」が3月10日、恩納村の同校と各地をオンラインでつなぎ、開かれた。給食センターや図書館司書、ペットトリマーなど13種類の仕事が用意され、1年生から6年生の約170人が学んだ。
新聞記者の仕事では、児童が当日の紙面をめくりながら気になった記事を紹介した。ウクライナ侵攻の記事を選んだ児童は「戦争なんて、もうないものと思っていたけど現実に起きるなんて怖い」と話した。
受講したファーガソン仁さん（5年）は「将来についていろんなことを学んだ。ぜひオキハムに入社したいと思った」と語った。組踊の工芸品作りに挑んだ金城来飛さん（同）は「難しかったけどかっこいいのができた」と胸を張った。
組踊道具技術者の金城裕幸さんは「オンラインで難しい面はあるがうまく進められた。今後、道具の制作をしたいという子がいたら非常に励みになる」と笑顔で語った。
（関戸塩）
