F35、伊江島補助飛行場で連日の離着陸訓練 目撃男性「すごい騒音だった」


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伊江島補助飛行場で離着陸訓練を繰り返すF35B=5日午後6時45分ごろ、伊江村(読者提供)

 【伊江】沖縄県伊江村の米軍補助飛行場付近で5日午後、米海兵隊のF35Bステルス戦闘機が3機着陸し、離着陸訓練を実施した。4日に続き2日連続。沖縄防衛局は伊江島補助飛行場での訓練に関する本紙の取材に対し「米軍の運用に関することで承知していない」と回答した。米軍は、訓練目的などを問い合わせた本紙の取材に対し5日午後8時現在、回答していない。

 関係者によると、5日午後1時半ごろ、伊江島補助飛行場にF35Bが3機飛来。3機で離着陸訓練を開始した後、1機は伊江島を離れ、2機で繰り返し離着陸訓練を実施した。同日午後7時過ぎに再び1機が戻り、計3機で訓練した。

 伊江村によると、伊江島補助飛行場でのF35Bの離着陸訓練は2021年3月以降、同年5月と10月にも確認されている。昨年3月の訓練では最大98.4デシベルの騒音が検知されており、今回も90デシベル以上の騒音が発生したとみられる。目撃者の男性は「ものすごい騒音だった」と話した。
 (松堂秀樹)