3日連続の米軍機F35訓練、一時騒音96.6デシベルも測定 伊江村


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 【伊江】伊江村の米軍補助飛行場付近で6日午後、米海兵隊のF35Bステルス戦闘機が2機着陸し、離着陸訓練を実施した。3日連続。6日は午後9時25分時点でも行われ、騒音が発生した。

 琉球大学工学部の渡嘉敷健准教授(環境・音響工学)が村内西崎区に設置した測定器で4日、最大96・6デシベルの騒音が測定されていたことが6日までに分かった。4日にあったステルス戦闘機F35Bの離着陸訓練によるものとみられる。5、6日も発生したとみられる。

 渡嘉敷准教授によると、4日午後1~6時半に、よほどの声を張り上げないと会話ができない状態とされる80デシベル以上の騒音が計39回(80~90デシベルが19回、90~100デシベルが20回)測定された。最大騒音は午後3時半に記録された。

(松堂秀樹)