【知事一問一答】コロナ「第7波」 まん延防止の基準見直しも


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オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所)

 玉城デニー知事と報道陣のやりとりは以下の通り。


 

 ―いつごろから第7波に突入したと認識するか。

 「私は4桁(千人)を超えたことが兆候を示していたと思う。(オミクロン株の派生型)BA・2の影響によって爆発的に広がっていくということを考えると、やはりもう第7波に入っているとの認識で、感染症対策をさらに強く取り組まないといけない」

 ―現時点で社会機能に支障は来しているか。

 「対策本部には特に社会機能の影響は今のところは、まだ報告が上がっていない」

 ―飲食店などへの営業時間短縮要請など、現時点で想定している対応はあるか。

 「各部局に対して、来週以降にどう対策がとれるかについて検討するよう指示を出した」

 ―まん延防止等重点措置の再適用に向けた基準「圏域ごとの病床使用率が60%以上」を変更する考えはあるか。

 「今、しっかり対策しておかないと60%以上の基準も検討せざるをえなくなる状況も生じるかもしれない。その心構えはしておきたい」