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フィードマン宮古支部の友利ケネスさんがエギングをしていると、ヒットしたイカをガーラ(ロウニンアジ)が横取りするのを目撃した。これは使えると思い、前から餌用に冷凍していたイカを持って仕事帰りや休日に狙ったが、なかなか釣ることができなかった。オモリなしで投げたり、餌を水面下に垂らしたりと試したが釣れない。3月27日、今日も駄目かと思いながらタックルを準備し、餌をオモリなしで投入し、車内で待機。1時間ほどしてヒットを知らせるセンサーが鳴った。急いで竿(さお)を取り、腰を落としファイトを開始した。
ファーストランで100メートル先の漁港出口付近まで一気に走られた。ラインが切られるのを防ぐため、さらにドラグを閉め、止めにかかった。短めのポンピングで少しずつ寄せるが、50メートルほど寄せた時に、再び走られてしまう。ラインの限界までドラグを閉め、全体重をかけて竿を立て必死に寄せると、しばらくして銀色の魚影が見えた。少し離れた横のスロープにガーラを誘導し、ギャフ打ちをして引き上げた。これが自己記録の142センチ、37・21キロの大物だった。
3月20日、西崎一文字のなべ堤とL文字を会場に第41回G杯争奪全日本がま磯チヌ選手権沖縄県予選が開催された。主な結果は次の通り。1位・祖堅政利 490グラム、31.3センチ▽2位・東江龍次 485グラム、31.1センチ
(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)
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