琉球舞踊真踊流の宮城幸子さん(88)の「琉球舞踊立方」(各個認定)保持者=人間国宝=認定を記念した公演「真踊りの道」(真踊流など主催)が9日、浦添市の国立劇場おきなわであった。計10演目を演じ、宮城さんは、古典女踊と創作舞踊各1題を踊った。観客は、琉球舞踊の深遠な魅力に触れた。
幕開けの「かぎやで風」には2021年に宮城さんと一緒に人間国宝に認定された志田房子さんをはじめ、「組踊立方」人間国宝の宮城能鳳さんら、最初の「琉球舞踊」保持者に認定された9人が踊り、花を添えた。
(藤村謙吾、写真も)