久米島町長選挙きょう告示 新人が三つどもえ


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左から吉永浩氏、桃原秀雄氏、大道敦氏

 【久米島】任期満了に伴う久米島町長選挙が12日告示される。投開票は17日。いずれも無所属新人で、久米島町議会副議長の吉永浩氏(41)、前副町長の桃原秀雄氏(62)、久米島商工会前会長の大道敦氏(64)の3氏が立候補を表明しており、三つどもえとなる公算が大きい。選挙戦となれば2006年以来16年ぶりとなる。11日現在の選挙人名簿登録者数は6212人(男性3301人、女性2911人)。

 吉永氏は1980年5月2日生まれ、町真我里出身。県立看護大卒。2003年に保健師として町役場に採用され15年3月に退職。同年11月の町議選で初当選し、現在2期目。19年12月から副議長を務める。

 桃原氏は1959年7月30日生まれ、町宇根出身。沖国大卒。89年に仲里村役場(現久米島町)に採用。総務課長などを歴任し、2014年6月から副町長を務め、町長選出馬のため22年3月末に辞職した。

 大道氏は1957年9月7日生まれ。町儀間出身。久米島高卒。理美容室経営などを経て、2001年に化粧品製造のポイントピュールを創業。21年6月から22年3月末まで久米島商工会会長を務めた。 (照屋大哲)