久米島町長選、16年ぶりの選挙へ 大道、吉永、桃原の新人3氏届け出


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
(左から)大道敦氏、吉永浩氏、桃原秀雄氏

 【久米島】任期満了に伴う久米島町長選挙が12日告示された。届け出順に、いずれも無所属新人で、久米島商工会前会長の大道敦氏(64)、久米島町議会前副議長の吉永浩氏(41)、前副町長の桃原秀雄氏(62)の3氏が立候補を届け出た。
 
 三つどもえとなる公算が大きく、2006年以来16年ぶりの選挙戦となる見通し。投開票は17日。

 産業、観光振興や人口減少対策、子育て福祉施策などが争点となる。

 13日に期日前投票が始まる。12日現在の選挙人名簿登録者数は6212人(男性3301人、女性2911人)。

 大道氏は1957年9月7日生まれ。町儀間出身。久米島高卒。理美容室経営などを経て、2001年に化粧品製造のポイントピュールを創業。21年6月から22年3月末まで久米島商工会会長を務めた。

 吉永氏は1980年5月2日生まれ、町真我里出身。県立看護大卒。2003年に保健師として町役場に採用され15年に退職。同年の町議選で初当選し、19年に副議長。町長選出馬のため2期目の今月12日に自動失職した。

 桃原氏は1959年7月30日生まれ、町宇根出身。沖国大卒。89年に仲里村役場(現久米島町)に採用。総務課長などを歴任し、14年6月から副町長を務め、町長選出馬のため22年3月末に辞職した。