子どもの貧困対策は? 沖縄市長選、立候補予定の2氏が論戦


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公開討論会で議論する桑江朝千夫氏(左)と森山政和氏=10日、沖縄市上地のコザミュージックタウン1階の「オキラジ」

 【沖縄】17日告示、24日投開票の沖縄市長選に向け、沖縄青年会議所は10日、立候補を予定している現職の桑江朝千夫氏(66)=自民、公明推薦=と、新人で前市議の森山政和氏(73)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし推薦=の2氏による公開討論会を市内で開催した。コロナ後の経済対策や子どもの貧困問題の解決策について論戦を交わした。

 桑江氏は「貧困の連鎖を断ち切るためにも、一人親家庭や若者の就労支援に注力する」と述べ、資格取得などキャリアアップ支援を掲げた。

 森山氏は「貧困問題の中長期的な対策として教育格差の解消が必要」とし、少人数学級の推進や学習支援員の増員などの政策を示した。
 (石井恵理菜)