国内最大級の食の国際商談会「10th沖縄大交易会2022」の実行委委員会総会が12日、那覇市の県市町村自治会館で開かれ、今年も昨年同様、対面商談とオンラインを併催する「ハイブリッド開催」とすることを決定した。対面商談は11月24、25日に宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開く。
大交易会10回目、沖縄の日本復帰50年の節目であることから、全国の人気特産品を集めた物産展など県民向けイベントを26日に同会場で開く。
対面商談会はバイヤー(購買者)210社(海外120社、国内90社)と、サプライヤー(商品供給社)270社(県内50社、県外220社)の参加を目標とする。オンライン商談会の参加者の中から、対面への参加希望を募り、選定する。
オンライン商談会は8月から12月23日の約5カ月間。今回もフリー商談会のみの開催で、事務局でマッチングはしない。バイヤー250社、サプライヤー350社参加を目標とする。
終了直後の成約率目標は、対面で30%(21年度実績で21・6%)、オンラインで24%(21年度実績25・3%)を掲げている。参加料は対面が9万9千円、オンラインが2万7500円。
小禄邦男実行委員長は「リアルとオンラインのハイブリッド開催はウィズコロナ時代のスタンダードな形として定着させたい。参加者にとって魅力ある有意義な商談会にしていく」と話した。 (玉城江梨子)