今が旬!沖縄産モズク召し上がれ あす県内外で消費啓発


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もずくの日をPRする県もずく養殖業振興協議会の國吉凌平氏(右)と比嘉香織氏=15日、那覇市の琉球新報社

 県もずく養殖業振興協議会(上原亀一会長)は、4月の第3日曜日の「もずくの日」に合わせ、県内外で県産モズクの消費拡大キャンペーンを展開する。県外での実施は初めて。

 モズクを使ったグラタンやロールキャベツなどのレシピが掲載されたパンフレットを配布したり、商品取り扱い店舗でのぼりを立てたりして消費拡大を促す。

 同会は例年、この時期に県内の量販店などで集客型のイベントを実施していたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止した。その代わり販促物を量販店などに提供し、各店舗でPRしてもらう。

 上原会長は「今漁期は軽石漂着の影響で収穫作業の工程に遅れが生じているものの、安定的な生産に向けて関係者一丸となって対策に取り組んでいる」とコメントした。15日、琉球新報社を訪れた同会事務局の國吉凌平氏は「今が旬の県産モズクを食べて、生産者を応援してほしい」と呼び掛けた。(当銘千絵)