沖縄国際映画祭が閉幕 催し多彩に1万8千人楽しむ 3年ぶりレッドカーペットも


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「島ぜんぶでおーきな祭 第14回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットを歩く「ミラクルシティコザ」の出演者ら=17日午後、那覇市の国際通り(又吉康秀撮影)

 「島ぜんぶでおーきな祭 第14回沖縄国際映画祭」(同実行委員会主催)が17日、閉幕した。那覇市の桜坂劇場や琉球新報ホールをはじめ、北中城村のイオンモール沖縄ライカムや、沖縄市のシアタードーナツなど県内各地で、映像作品上映やライブなど多彩なイベントを行った。16日から2日間の総動員数は延べ1万8千人(主催者発表)。

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 17日正午、那覇市の国際通りでは3年ぶりにレッドカーペットが行われ、映画祭に参加した俳優やお笑い芸人ら約130人が登壇した。映画「シネマ組踊『孝行の巻』」の宮平貴子監督は「撮影中はゾーニングなどをして、出演者と接する機会がなかったので、晴れの舞台でご一緒できてうれしい」と笑顔を見せた。

 レッドカーペットを歩いていたタレントの西川きよしさんは「今、世界はもとより国内も不安が漂っているが、映画祭でそれを吹き飛ばしてもらえればと思う」と目に力を込めた。

 (藤村謙吾)