石垣島トライアスロン大会 菊池(男子)、蔵本(女子)が初優勝


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
水しぶきを上げながら走り出す選手たち=17日午前、石垣市の南ぬ浜人工ビーチⓒishigaki2022_triathlon

 【石垣】石垣島トライアスロン大会2022(主催・同実行委員会)が17日、石垣市南ぬ浜人工ビーチをスタート地点にスイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロのコースで行われた。エイジ(個人)の部の男子は、菊池朋明(東京都)が2時間7分30秒で初出場初優勝を飾った。女子も初出場の蔵本葵(同)が2時間20分43秒で優勝した。
 エイジの部には計957人が出場。リレーには56組が出場し、海邦スポーツクラブが2時間9分47秒で優勝した。エイジの完走率は98.2%で、リレーは全組が完走した。 (西銘研志郎)

 ▽エイジ部門総合男子 (1)菊池朋明(2時間7分30秒)(2)山本真二(2時間8分58秒)(3)深浦祐哉(2時間9分51秒)(4)フェラーリ シモン(2時間9分59秒)(5)土田洋平(2時間10分36秒)(6)山本淳一(2時間11分31秒)(7)辻巨樹(2時間12分27秒)(8)石橋健志(2時間12分42秒)(9)後藤謙仁(2時間12分45秒)(10)川口遼(2時間12分59秒)

 ▽同女子 (1)蔵本葵(2時間20分43秒)(2)加来奈津子(2時間23分12秒)(3)安田明日香(2時間24分59秒)(4)須崎とも(2時間27分27秒)(5)長藤宏美(2時間29分06秒)(6)粂原法子(2時間30分38秒)(7)折原由里子(2時間31分03秒)(8)入江紘子(2時間31分51秒)(9)松本華奈(2時間33分25秒)(10)久米さやか(2時間34分02秒)

 

想定通りのレース展開

 男子エイジ(個人)の部で優勝の菊池朋明の話 スイムで5~6位になり、バイクで首位に立つイメージでレースに臨んだ。ほぼ想定通りのレース展開になった。バイクを終えた時点で2位だったが、ランに入る時に前の選手が棄権してトップに立った。ランは苦手で途中、足の指のまめがつぶれ痛かったけど「あきらめなければ何かが起きる。負けたくない」と思い最後まで走ることができた。勝ててうれしい。

一般のレースは初めて

 女子エイジ(個人)の部で優勝の蔵本葵の話 男女が一緒にスタートする大会は初めてだった。男子選手は速かったが、逆に自分のペースを守ろうという意識になれて良かった。ランでは他の女子選手が後ろにいることは分かったけど、後ろより前を意識して走れた。これまでプロとして活動してきたが、現役は引退した。一般のレースは初めてだった。応援し合いながら走れて、楽しむことができた。