防衛相「米国側の努力が必要」 米軍・軍属の事件・事故防止で見解


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防衛省(資料写真)

 【東京】沖縄県内で女性に性的暴行を加えようとし、けがを負わせたとして、米海兵隊上等兵が強制性交等致傷罪で起訴された件について、岸信夫防衛相は19日、報道陣に対応を問われ「極めて遺憾だ。昨年12月の起訴を受けて隊員教育や綱紀粛正の徹底、被害者への誠意ある対応を申し入れた」と述べた。米軍関係者による事件や事故が繰り返されていることについて、岸氏は「米軍人・軍属らによる事件・事故はあってはならず、その防止には米国の努力が必要だ」と語った。

 (明真南斗)