琉球新報社 
【宜野座】学童軟式野球の「春季北部南ブロック大会」の決勝戦が9日、金武町ベースボールスタジアムで行われた。決勝は金武町、宜野座村、恩納村の学童チームから勝ち進んだ「漢那イーグルス」と「松田タイガース」の宜野座村勢対決となった。
両チームとも1―1の同点のまま、相手に得点を与えない拮抗（きっこう）した試合展開となった。6回最終回に両チームが3点ずつ入れて延長戦に突入した。延長戦では漢那イーグルスが一気に7点を決めるとその裏、松田タイガースが5点を挙げて詰め寄った。宜野座高校が甲子園ベスト4になった時のエースを務めた、漢那イーグルスの仲間芳博監督はたまらずにタイムをかけて飛び出し、再度、チームの士気を高めた。その後、ピッチャーゴロで11―9で試合終了となり、漢那イーグルスの優勝が決まった。
試合はユーチューブ動画でも実況、解説中継が行われ、応援に来られない家族も試合を見守ることができた。試合後は地元、宜野座村漢那区の国道329号で優勝パレードを行い、日頃から応援してくれる地域の方々へ感謝を伝えた。
漢那イーグルスは29日に学童野球県大会に出場する。
（池辺賢児通信員）
