給食受託「エレガント食品」自己破産申請へ 消費税脱税で有罪判決


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 帝国データバンク沖縄支店は22日、給食受託業者のエレガント食品(那覇市)が3月31日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったと発表した。負債額は約1億円、債権者は約30人。

 同支店によると、エレガント食品は2007年5月設立。県内の福祉施設などの給食の業務委託を受け、食事の調理、提供を行っていた。21年4月期の売上高は約2億5千万円。

 21年6~7月、消費税など2500万円余を脱税した疑いで代表が逮捕、起訴され、那覇地裁で執行猶予付の有罪判決を受けていた。

(當山幸都)