天井にワニ!足元にも?360度から動物観察できる新エリア、こどもの国にオープン


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
新エリアの目玉となる、ワニの天井水槽。ワニが泳ぐ姿を下から観察できる=15日、沖縄市の沖縄こどもの国

 【沖縄】沖縄こどもの国はこのほど、リニューアルオープンした新ワニエリアの落成式を行った。同エリアは熱帯に暮らす動物を観察できる複合展示施設。ワニのほか、オオアリクイやコツメカワウソなどが展示されている。16日からプレオープンしており、29日にグランドオープンする。

 同エリアの目玉は、ワニの天井水槽。ワニが泳ぐ姿を、水槽の下から観察できる。ワニが浮いているかのようにも見えたり、ワニの影が足元に映ったりと、幻想的な空間を醸し出す。動物の飼育場が来園者通路や空中デッキと入り組んだ形で配置され、動物たちの姿を360度から楽しめる。

 15日に行われた落成式で、神里興弘園長は「神秘的な遺跡をコンセプトに、ユニークな外観を備えた施設だ」とアピールした。

(石井恵理菜)