市政刷新か継続か 沖縄市長選、きょう投開票


この記事を書いた人 Avatar photo 山城 祐樹
森山政和氏と桑江朝千夫氏

 【沖縄】任期満了に伴う沖縄市長選は24日、投開票される。無所属新人で前市議の森山政和氏(73)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし推薦=と、無所属現職の桑江朝千夫氏(66)=自民、公明推薦=の両候補は23日夕、それぞれ市内で打ち上げ式を開き、最後の支持を訴えた。24日の投票は午前7時から午後8時に行われ、午後10時半ごろまでには当落が判明する見通し。

 市長選はコロナ禍からの経済回復や市民所得の向上、子どもの貧困対策、米軍嘉手納弾薬庫知花地区への一部施設移転などを争点に、市政継続か刷新かを巡って展開された。中部の大票田での選挙結果は9月の知事選にも影響するとみられ、注目が集まる。

 森山氏はコザ十字路での打ち上げ式で「人と地域、仕事づくりに最大限の投資をし、豊かで住みよいまちづくりをする」と訴えた。

 桑江氏は胡屋十字路での打ち上げ式で「経済が伸びた沖縄市をさらに明るくしよう。躍動し安心して暮らせる市にする」と訴えた。

 沖縄市の16日現在の選挙人名簿登録者数は11万2739人(女性5万8952人、男性5万3787人)。(’22沖縄市長選取材班)