投票率45.14%過去最低 沖縄市長選 前回を2.13ポイント下回る


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 24日に投開票された沖縄市長選の投票率は45・14%だった。過去最低となった前回の47・27%を2・13ポイント下回り、再び過去最低を更新した。

 期日前投票は23日までの6日間で過去最多の計1万6593人(女性9248人、男性7345人)が投票した。当日有権者11万289人の15・05%が期日前で投票した。前回市長選の期日前投票率は14・04%。

 24日投票日当日の投票率は30・09%。期日前の15・05%と合計した投票率で45・14%だった。

 1974年のコザ市と美里村の合併以降、市長選は13回実施された。最も高かったのは78年の80・98%で、以降は下落傾向にある。

 前回の市長選で投票率は初めて50%を割り込んだことを受け、両陣営は今選挙で54~55%に回復させることを目標にしていたが、前回よりも低下した。

(島袋良太)