西崎一文字カーエー7匹


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4月19日、西崎一文字イケス前南で36~42センチのカーエーを2人で7匹釣った平良英雄さん(右)と神谷響さん

 つりぐのぞうさんから西崎一文字でカーエーが好調との情報があり、18日午後6時に西崎一文字の通称「イケス前南」に渡った。メンバーはベテラン平良英雄さんと、つりぐのぞうさん2代目の神谷響さん。仕掛けを準備して釣りを始める頃には日が沈み、海面に二つの電気ウキの明かりが波に揺れる。

 カーエーが釣れ出すのは最満潮から潮が下がり始める午後8時半ごろからで、夜明け前の午前4時ごろまで釣れる時間帯との神谷さんの予測通り。午後8時半に神谷さんのウキに浮き上がるような小さなアタリがあり、鋭く合わせると、カーエーの口にガッチリと針が刺さり、4号竿(さお)が大きく曲がった。ハリスは10号と太仕掛けなので、魚に主導権を与えないように強引に寄せて、堤防に40センチ前後のカーエーが上がった。その後も午後10時半に42センチ、午後11時20分に37センチを釣り上げた神谷さん。そばで苦戦していた平良さんも午後11時半に練り餌からオキアミに餌を代えるとすぐに40センチ前後のカーエーを釣り上げ、午前1時半に2匹を釣ると、翌日の仕事のために仮眠を取った。神谷さんは午前2時20分に4匹目、午前3時40分に5匹目を釣り上げ、午前4時に納竿(のうかん)した。

 沖縄で人気のカーエー釣りはこれからベストシーズンを迎える。つりぐのぞうさん(電話)098(995)3117。

(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

3月29日、北谷海岸で35センチのチヌを釣ったしまふくななさん
17日、奥武島で74センチ・7.2キロのムネアカクチビを釣った小森健太さん

21日、パヤオで107センチ・14.6キロのキハダマグロを筆頭に10キロ前後のキハダマグロやシイラ等を釣った左から大城満さん、山内真二さん、平良泉太さん、座波アツシさん、親川宏子さん、奥山真人さん(第五南美丸)
24日、恩納村海岸で74.8センチ・4.99キロのロウニンアジと43センチ・1.12キロのタマンを釣った高良直幸さん(チーム:宮磯会)

4月22日、読谷沖で23キロのアーラミーバイを釣った山内篤さん
10日、与那原マリンタウンで55センチ・1.8キロのコチを釣った宮平正さん(ヂョーニズ事務所)

21日、平安座島で44.6センチ・1.88キロのカーエーを釣った国場将太さん
21日、本島東海岸で1.73キロのアオリイカと0.92キロのクブシミを釣った内間綾香さん

23日、西崎一文字イケス前北でオジサンを餌に56センチ・2.28キロのタマンを釣った西川翔太さん
24日、慶良間の島で62センチ・3.25キロを筆頭にタマンを数釣りした砂川昌克さん