宮古島来島前にワクチン3回接種、陰性確認を 市長がコロナ対策呼び掛け


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宮古島市役所(資料写真)

 【宮古島】大型連休を控え沖縄県宮古島市の座喜味一幸市長は28日、市役所で会見し、新型コロナウイルス感染防止に向けて注意を呼び掛けた。来島者に対してワクチンの3回接種やPCR検査で陰性を確認してからの渡航を求め、市民にも3密回避など感染防止策の徹底を強く呼び掛けた。

 宮古島は感染者が増加傾向にある。市によると直近1週間で509人の感染が確認され、人口10万人当たりでは県全体を超える919・20人と極めて高い。座喜味市長は「人流や飲食機会の増加が見込まれ、さらなる感染拡大が懸念される。改めて防止策の徹底をお願いしたい」と強調した。

(佐野真慈)