市長「そういう事実はない」 調査委でパワハラを否定 豊見城


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特別委員会に出席した山川仁市長(右)=27日、豊見城市役所5階の第3委員会室

 【豊見城】豊見城市の山川仁市長らによる職員へのパワーハラスメント疑惑を巡り、市議による実態把握調査特別委員会(大城吉徳委員長)は27日、山川市長と小川和美副市長に事実確認するため、説明員として招致した。これまで職員からの訴えで「机をたたく」や人事に関する「飛ばす」などの発言があったとする件について、山川市長は「そういう事実はない」と否定した。

 小川副市長も人事などで不適切な発言の有無を問われ、同様に否定した。

 次回委員会は5月9日に開き、再度市長を招致するか否か、最終報告書の内容やとりまとめ時期などについて協議する。職員の訴えと市長らとの認識に相違点があるとして、百条委員会の設置も検討する。
 (照屋大哲)