OKINAWA SDGsプロジェクト(OSP、事務局・琉球新報社、うむさんラボ)は4月29日、スピンオフ企画の農業体験を西原町で行った。パートナー企業7社から約30人が参加し、収穫や植え付けの作業を通してコミュニケーションを楽しんだ。今後はパートナー対象の企業研修などに発展させることも検討している。
有機農家の収益化に取り組み、OSPの舞台でも事業を発表した大学生起業家OrgaNect(琉球大4年の島袋優さん、同2年の福原海里さん)とOSP事務局が企画した。
島袋さんらが関わる農家呉屋ファームの畑で作物の特徴などを教わりながら、丸々と実ったバナナやキャッサバの収穫、ししとうやなすの種まき、雑草の刈り取り作業を体験した。
同僚と参加したレキサスの今井康晴さんは「農家の大変さや作物の大切さを感じた」と話した。
呉屋ファームの呉屋エイ子さん(72)は「これからもたくさんの人の交流の場にしてほしい」とほほ笑んだ。
(名嘉真智美)