バスケW杯沖縄開催に協力を 日本バスケットボール協会・三屋会長が知事に要請


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沖縄アリーナで開催されるバスケットボールのワールドカップの成功に向けて玉城デニー知事(左から3人目)に支援をお願いし連携していくことを確認した日本協会の三屋裕子会長(同2人目)=2日、県庁(提供)

 来年8月から9月にかけて、沖縄市の沖縄アリーナで開催される「FIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)」に向け、日本バスケットボール協会の三屋裕子会長ら関係者が2日、県庁に玉城デニー知事を訪ね、大会の成功を目指し運営面などで支援を求めた。

 4年に1度開催されるW杯の2023年大会は、一部沖縄アリーナを会場に、フィリピンとインドネシアの3カ国共催で実施される。沖縄アリーナでは日本代表を含む8カ国が試合を行う予定だ。

 日本代表入りが期待される米プロバスケットボールNBA所属の八村塁など各国のトップ選手が集結する。三屋会長は「ワールドカップ大会は、特に沖縄の子どもたちに夢や感動をお届けすることができると思っている」と、国内開催に向けて意気込みを語り、警備や運営などで協力をお願いした。

 玉城知事は「沖縄の子どもたちに夢に向かって頑張る気持ちを芽生えさせてくれると思う。市町村とも連携しながら支援していきたい」と話した。 (謝花史哲)