市長選候補に、大田、徳元両氏 豊見城、保守系選考委


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 【豊見城】10月9日投開票の豊見城市長選に向け、保守系の県議や市議ら10人で構成する選考委員会(照屋堅二委員長)が7日までに、4人いた候補者をいずれも市議の大田善裕氏(41)と、徳元次人氏(40)の2人に絞ったことが複数の関係者への取材で分かった。6月末までには候補者を決定し、発表する見通し。

 選考委員会は市前教育長の照屋委員長を筆頭に、島袋大県議や宜保晴毅前豊見城市長らが役員に名を連ねる。1月下旬から選考のための準備会を立ち上げ、当初16人いた候補者との面談などを重ねてきた。

 4月下旬には市根差部の島袋県議の事務所で会見を開き、市議の新垣亜矢子氏(54)と市商工会の上原直彦会長(49)を含む4人に絞ったことを発表していた。

 現職の山川仁市長はこれまで、出馬について態度を表明していない。
 (照屋大哲)