登野城漁港で42キロのロウニンアジ


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3日、登野城漁港で145センチ・42.82キロのロウニンアジを釣った常深哲也さん(右)と泰次さん

 石垣島在住の常深哲也さんは、釣り好きな父の泰次さんの影響を受けて幼い頃から釣りが好き。10年前に「大物釣人」という釣りクラブの立ち上げにも参加し、これまで20キロのロウニンアジや13キロのアーラミーバイを釣り上げた実績がある。

 4月上旬に用事で訪れた登野城漁港で、大物ロウニンアジが回遊しているのを発見。すぐに車に戻って大物仕掛けを投げ入れると、ヒットしたが違和感を感じたロウニンアジは餌を吐き出してしまった。

 実はこの漁港、泰次さんも30年前に30キロのロウニンアジを釣り上げたポイント。「父親が釣り上げたより大物が釣りたい」と、親子で大物に挑戦したが、ヒットするのはサメばかりだった。

 5月3日、朝はノーヒットで、午後4時半からカツオを餌に竿(さお)を出し、午後5時に釣り場から少し離れた時にヒット。竿が鬼曲がりしているではないか。近くにいた父親がフッキングを入れ、バトンタッチ。魚に違和感を与えないようにドラグをほぼフリーにしていたので、魚の動きに合わせてドラグを締めていくと、150メートル走って最初の走りが止まった。竿は6号なのでなかなか寄せることができず、途中から父親が肩入れしたりして応援。10分程度で足元に寄せたのは145センチ、42.82キロの大物で、父親の記録を抜いた貴重な1匹となった。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

5月6日、豊見城海岸で109センチ・20.55キロのロウニンアジを釣った糸数豊さん
7日、那覇一文字で80.5センチ・7.15キロのウムナガーを釣った新垣一成さん

4月26日、熱田海岸で44センチ・1.64キロを筆頭に4匹のカーエーを釣った又吉承吾さん
21日、嘉手納海岸で44.6センチ・1.58キロのカーエーを釣った金城正彦さん

29日、読谷海岸で1.58キロ、1.38キロ、1.26キロのアオリイカを釣った知念ひよりさん
5月1日、読谷海岸で59.57センチ・2.56キロのタマンを釣った福地友彦さん

3日、阿嘉島で76センチ・5.54キロのタマンを釣った新垣秀人さん
4月19日、平安座島で127センチ・33.7キロのロウニンアジを釣った金城綸人さん

5月3日、浜比嘉島で55センチ・2.01キロのタマンを釣った与儀つとむさん
3日、糸満沖で4.9キロのアカジンを釣った名嘉直明さん(セイブV)