給食に金属片が混入 那覇市内の小学校 配膳の際に発見


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 那覇市教育委員会は12日、今月9日に安謝小学校で出された給食に異物混入があったと発表した。

 約8ミリの金属片で「ナタデココフルーツ」を配膳する際に児童が目視で発見した。12日時点で健康被害を訴えている児童はいない。

 市教委によると、金属片とフルーツ缶詰のふたの材質が同じとみられ、缶詰を開けた際に、欠けた金属片が給食に混入した可能性が高いという。

 安謝小学校の給食は安謝学校給食センターで作られており、安謝小(632食)のほか、那覇中学校(636食)に提供されている。那覇中の生徒からも健康被害の訴えは出ていない。

 市教委は再発防止策として、今後は一缶ずつ缶開け作業を行い、缶のふたを立ち上げた状態で中身を確認して容器に移し、缶の切れ端などの混入がないか確認するとした。