8月25日告示、9月11日投開票の県知事選に向けて、自民党県連や経済団体などでつくる候補者選考委員会の第2回会合が14日、那覇市内のホテルで開かれた。選考委によると、同日までに自薦・他薦含めて11人の氏名が上がったが、出馬意向が未確認の対象者もいるとして、公表は見送った。第3回会合のある21日までに意向確認を進め、同日に氏名を公表する方針。
選考委員長の松本哲治浦添市長も選考の対象者になったとして、県商工政治連盟会長の米須義明氏が委員長代行に就き、進行役を務める。
関係者によると松本氏のほか、前宜野湾市長の佐喜真淳氏や県医師会理事の玉城研太朗氏、県議会議長の赤嶺昇氏、元ボクシング世界チャンピオンで会社経営の平仲信明氏らの名前が上がっている。官僚経験者や元県幹部らも浮上している。
会合後の会見で選考委は、対象者への意向確認を進めるとともに諸条件を満たす人物を絞り込み、28日に公開演説会を実施すると明らかにした。5月中に知事選候補者を決定する方針に変更はないとした。
(大嶺雅俊)