高校総体が中断も、沖縄本島地方で20日大雨 名護で38ミリ、一時は警報も


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土砂降りの雨で競技が一時中断し、待機する県高校総体の関係者=20日午後1時40分ごろ、沖縄市のコザ運動公園陸上競技場(大城直也撮影)

 沖縄本島地方は20日昼から夕方にかけて、梅雨前線の影響で激しい雨となり、本島中南部と北部に大雨警報と洪水警報が出された。名護市では1時間に38・0ミリの最大雨量を観測した。

 沖縄市のコザ運動公園陸上競技場で開幕した県高校総体の陸上初日は、土砂降りなどの断続的な雨に見舞われ、競技が一時中断するなどした。激しい雨を降らせた雨雲は、同日夕方までに東の海上へ抜けた。

 21日の天気は曇りのち晴れ、一時雨が降る見込み。少しの雨でも土砂災害の恐れがあるとして、沖縄気象台は注意を呼び掛けている。

(金盛文香)