キングス、きょうCS準決勝 島根と第1戦 沖縄アリーナ


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 プロバスケットボールBリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)は21日から準決勝が始まる。琉球ゴールデンキングス(西1位)はホームの沖縄アリーナに島根(西2位)を迎え、2戦先勝方式で21、22、24日の日程で行われる。

 キングスは準々決勝の秋田戦を2連勝で勝ち抜いた。第1戦は74―60、第2戦は77―56で、秋田の攻撃を抑え込んだ。4強の中で準々決勝の平均失点は58点で最も低く、堅守のキングスを印象づけた。

 対する島根は2勝1敗でリーグ2連覇の経験があるA東京を撃破して勝ち上がってきた。CS初出場で準決勝進出を成し遂げ、勢いに乗る。レギュラーシーズンの平均得点は86・9点で、リーグ5位のキングスを上回り4位と得点能力が高いチームだ。シーズン対戦成績は3勝1敗でキングスが勝ち越しているが、キングスのリーグ連勝記録を止めたのは島根だった。

 西地区勢が準決勝で相対するのはリーグ開幕以来初めて。昨季5位から飛躍してきた新興の島根。不動の西の雄としてキングスは宿敵との一戦となる。

 キングスが勝ち上がった場合、決勝は川崎(東2位)か宇都宮(東4位、ワイルドカード)の勝者と28、29、31日に東京体育館で対戦する。

(謝花史哲)