キンメダイ300キロをランチサポートに寄贈 糸満・丸新水産「子どもたちを元気に」


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キンメダイを寄贈する丸新水産の新垣昇司社長(後列右)、久場千夏取締役(前列左)、受け取る竹之内啓次日本郵便沖縄支社郵便・物流営業室課長(後列左)=16日、糸満市西崎の丸新水産

 【糸満】丸新水産(糸満市)は16日、おきなわこども未来ランチサポート(実施主体・琉球新報社、おとなワンサード、日本郵便沖縄支社)に自社で水揚げしたキンメダイ「かりゆしキンメ」300キロを寄贈した。糸満市西崎の同社で行われた贈呈式では丸新水産の新垣昇司社長、久場千夏取締役が、竹之内啓次日本郵便沖縄支社郵便・物流営業室課長にキンメダイを贈った。

 新垣社長は「自社で取った魚を子ども食堂に提供したいと考えていたが、どうしたらいいか分からなかった。糸満社協の紹介でランチサポートに提供することができ、非常にうれしい。キンメダイは沖縄では珍しい魚だが、とてもおいしい魚だ。子どもたちにたくさん食べてもらって元気に過ごしてほしい」と話した。

 竹之内課長は「子ども食堂からは生鮮品を求める声が多いので、とてもありがたい。沖縄にはおいしい魚がたくさんあることを子どもたちにも伝えたい」と感謝の言葉を述べた。