1万発花火の「海炎祭」3年ぶり開催へ きいやま商店が応援団長に 宜野湾


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「琉球海炎祭2022」をPRする(左から)同実行委員会の長堂昌太郎実行委員長、顧問の松川正則宜野湾市長、応援団長のきいやま商店=23日、宜野湾市役所

 【宜野湾】夏の風物詩が帰ってきた―。琉球海炎祭実行委員会事務局は23日、「JAL presents 琉球海炎祭2022」を7月3日にぎのわん海浜公園で開催すると発表した。1万発の花火が夜空を彩る大イベントで、宜野湾市内での開催は2019年以来3年ぶり。応援団長には石垣島出身の3人組バンド・きいやま商店が就任した。

 実行委員会顧問の松川正則宜野湾市長は「開催中止が続き、元気と笑顔を与える場所だったので残念に思っていた。今回の開催をうれしく思う。頑張って成功させましょう」と呼び掛けた。

 祭りのテーマソング「この歌届け」は、きいやま商店がコロナ下で制作した応援ソングでもある。メンバーの崎枝大樹さん(だいちゃん)は「任命していただいてうれしい。(同祭りに)ピッタリの曲なので覚えて一緒に歌いながら花火を楽しんでほしい」と語った。

 開催に向けて実行委員会は5月末にクラウドファンディングの開始を予定しており、目標金額は1千万円としている。6月上旬にはファミリーマートと楽天チケットで入場券を販売する。

(新垣若菜)