郷土芸能の実演家を目指す高校生、ハワイへ派遣 県教育委員会が7月にも16人募集


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 県教育委員会は本年度から、郷土芸能の実演家を目指す高校生をハワイへ派遣する事業を始める。伝統芸能を生かした観光産業や歴史・文化施設での就業体験を通して、郷土芸能を観光資源として活用できるグローバルな人財育成を図る。派遣時期は2023年1月下旬から2月の2週間を予定している。

 派遣は16人。学校の郷土芸能部や他団体への所属の有無は問わないが、就業体験で披露するためある程度の技能が必要。

 主な応募資格は(1)県在住の高校1~2年生で、2022年4月1日時点で17歳以下(2)将来、郷土芸能の実演家になることを目指す者(3)芸能活動での実績を有する者(4)事前・事後研修など研修の全日程に参加できる者(5)英検準2級程度の英語力を有する者、または英語でのコミュニケーションが可能な者(6)11月までにパスポート・ビザを取得できる者(7)以上の条件を満たし、所属学校長から推薦を受けた者。

 募集時期は7月になる見込み。書類審査やビデオ審査、実技、面接などの選考会を予定している。問い合わせや各学校の担当教諭まで。 (嘉数陽)