琉球フィルの多彩な音色で観客魅了 琉球新報ホール


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
バッハの「管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067」を演奏する琉球フィルハーモニックストリングス=28日、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 琉球フィルハーモニック(上原正弘代表理事)主催のプレミアムクラシックコンサートVol.1「琉球フィルハーモニック ストリングス」(琉球新報社共催)が28日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開催された。弦楽器奏者22人が出演し、フルートの泉真由さん、チェンバロの宮城理恵子さんを迎えて、バッハの「管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067」などを披露し、多彩な音色で観客を魅了した。

 クラシック音楽の演奏を身近に感じながら楽しんでもらう試みとして、客演ソロ・コンサートマスターの高橋和貴(かずたか)さんの解説や奏者にインタビューもあった。

 那覇市から親子らで訪れた池間未帆さん(42)は「チェンバロの演奏を聴いたのは初めて。素晴らしかった」と笑顔で話した。

(田中芳)