借金の滞納、困窮世帯で4世帯に1世帯 全世帯でも1割超<2021年度沖縄子ども調査>


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 沖縄県が5月31日に公表した2021年度沖縄子ども調査報告書では、食料や衣服が買えなかったり、困窮層ほど大学進学をあきらめたりする状況が続いていることが分かった。

 滞納経験の有無を尋ねた質問では、クレジットカードやほかの借金を滞納した経験について、低所得層Iのうち4世帯に1世帯が「あった」と回答した。一般層を含む全体でも14%を超えた。

 借金の滞納について、小5では低所得層Iの27.8%が「あった」と回答した。中2では低所得層Iの25.2%が「あった」と回答した。

 一般層を含む全体は、小5の14.8%、中2の14.3%が「あった」と答えた。借金の支払いに困っている世帯は低所得層だけではなく、一般層にも一定程度いることがうかがえる。

 電気、ガス、水道などの滞納を経験した世帯も多く、全体の5~7%が滞納経験がある。